あまくさのゲームな日々・その3「ソフトとハードの進化」
2008年9月23日 あまくさのゲームな日々 コメント (2)今回はゲームの『ソフトとハードの進化』について。
あまくさはDSというハードが好きです。
「サクラ大戦」も「ファンタシースターオンライン」も好きです。
でもそれらのソフトがDSで発売される、と聞いたときはがっかりしました。
それらのソフトが持つおもしろさを表現するのにはDSというハードではスペックが足りないと思っているからです。
任天堂はDSやWiiで業界全体が進んでいた「スペック重視」から方向性を変え、新たな操作性をゲームに加えることで新たなユーザーを獲得し、成功を収めました。
ファミコンミニ(ちょっと古いけど)やバーチャルコンソールなどでファミコンが見直されたこともあり、「ハイスペックなハードで無くても面白いゲームは作れる」という理論がゲーム誌などに横行しました。
確かにグラフィックばかりに力が注がれているソフトなんかを見るとその意見はもっともだと思いますが、「ある程度のスペックがないと表現できないゲームがある」というのも事実だと思うのです。
で、前述の2タイトルがそれに該当するわけです。
もちろん作り手もそこはわかっているようでDS版「サクラ大戦」は原作とはジャンルがまったく異なるローグ系ソフトとして発売されました。
これでは「サクラ大戦」が持つ本来の面白さは表現されませんし、かと言って新しい面白さを表現できているかというとそうでもない。
結局のところ、DSという売れているハードでサクラ大戦を売りたかっただけ、という風にしか捉えることが出来ませんでした。
「ファンタシースターゼロ」はゲーム性こそ変わってはいないものの、やはりグラフィック面でDCやPS2にはるかに劣るという点でどこまで表現できるのか心配。
まだ実機で触っていないのでなんとも言えませんが、キチンとした「PSO」のおもしろさを表現するにはある程度の描画能力が必要じゃないかな、と思うのです。
ただ、今作の場合は「ビジュアルチャット」というDSでないとダメ、という要素もしっかりと含んでいるのでそういう面では「サクラ大戦」よりも作り手の意思が感じられます。
ジャンルごとに考えてみる。
レースゲームに関してはハードスペックは高ければ高いほどよいと言えるでしょう。
将棋や囲碁、麻雀などのテーブルゲームやシミュレーションゲームもCPUと対戦することを考えるとグラフィックの描画能力はともかく演算能力は高いほど待ち時間が少なくなります。
対戦格闘については2D、3D問わずDCやPS2レベルで十分じゃないかと思います。
あんなにキャラクターや背景のモデリングに凝ったところでゲーム中は全然関係ないし・・・
アクションゲームも同様。
音ゲーに関してはゲーム性で言うと確かにファミコンレベルのハードでも実現はできるでしょうが、音を楽しむというということを考えると最低でもPS程度のサウンド能力は欲しいですよね。
個人的な見解としてはGCレベルのスペックがあればTVゲームを表現するのに十分なんじゃないかな、と思っています。
PS3やXbox360でないとおもしろさを表現できないゲーム、というのはちょっと思い浮かばないので。
結論としてはDSにはもうちょっと進化してもらわないとダメ!
あまくさはDSというハードが好きです。
「サクラ大戦」も「ファンタシースターオンライン」も好きです。
でもそれらのソフトがDSで発売される、と聞いたときはがっかりしました。
それらのソフトが持つおもしろさを表現するのにはDSというハードではスペックが足りないと思っているからです。
任天堂はDSやWiiで業界全体が進んでいた「スペック重視」から方向性を変え、新たな操作性をゲームに加えることで新たなユーザーを獲得し、成功を収めました。
ファミコンミニ(ちょっと古いけど)やバーチャルコンソールなどでファミコンが見直されたこともあり、「ハイスペックなハードで無くても面白いゲームは作れる」という理論がゲーム誌などに横行しました。
確かにグラフィックばかりに力が注がれているソフトなんかを見るとその意見はもっともだと思いますが、「ある程度のスペックがないと表現できないゲームがある」というのも事実だと思うのです。
で、前述の2タイトルがそれに該当するわけです。
もちろん作り手もそこはわかっているようでDS版「サクラ大戦」は原作とはジャンルがまったく異なるローグ系ソフトとして発売されました。
これでは「サクラ大戦」が持つ本来の面白さは表現されませんし、かと言って新しい面白さを表現できているかというとそうでもない。
結局のところ、DSという売れているハードでサクラ大戦を売りたかっただけ、という風にしか捉えることが出来ませんでした。
「ファンタシースターゼロ」はゲーム性こそ変わってはいないものの、やはりグラフィック面でDCやPS2にはるかに劣るという点でどこまで表現できるのか心配。
まだ実機で触っていないのでなんとも言えませんが、キチンとした「PSO」のおもしろさを表現するにはある程度の描画能力が必要じゃないかな、と思うのです。
ただ、今作の場合は「ビジュアルチャット」というDSでないとダメ、という要素もしっかりと含んでいるのでそういう面では「サクラ大戦」よりも作り手の意思が感じられます。
ジャンルごとに考えてみる。
レースゲームに関してはハードスペックは高ければ高いほどよいと言えるでしょう。
将棋や囲碁、麻雀などのテーブルゲームやシミュレーションゲームもCPUと対戦することを考えるとグラフィックの描画能力はともかく演算能力は高いほど待ち時間が少なくなります。
対戦格闘については2D、3D問わずDCやPS2レベルで十分じゃないかと思います。
あんなにキャラクターや背景のモデリングに凝ったところでゲーム中は全然関係ないし・・・
アクションゲームも同様。
音ゲーに関してはゲーム性で言うと確かにファミコンレベルのハードでも実現はできるでしょうが、音を楽しむというということを考えると最低でもPS程度のサウンド能力は欲しいですよね。
個人的な見解としてはGCレベルのスペックがあればTVゲームを表現するのに十分なんじゃないかな、と思っています。
PS3やXbox360でないとおもしろさを表現できないゲーム、というのはちょっと思い浮かばないので。
結論としてはDSにはもうちょっと進化してもらわないとダメ!
あまくさのゲームな日々・その2「コピー」
2008年5月8日 あまくさのゲームな日々 コメント (2)先日の竹の子パーティーの際、会社の先輩がお子さんを連れてこられてました。
会社の方々で休日に遊ぶときにはよく連れてこられておりまして、その子とは何度も会ったことがあります。
その子はゲーム好きなお子さんで、いつも会うたびにDSを持ってきておりました。
あまくさも大概の場合DSを持ち歩いておりますので、会う度に新しいソフトをプレイさせてあげるのです。
いつも喜んでくれるので、今回もソフトを見積もって行ったわけですが、今回会ったその子のDSに刺さっていたカートリッジは「R4」。
こいつはちょっとショックでした。
R4ってのは簡単に言うとDSソフトをコピーして遊べるアイテムでして、ソフトを買わなくてもネットからダウンロードなり、どっかからコピーしてくれば遊べるっていうシロモノ。
あまくさは実際に使ったことは無いですが、多分そんな感じ。
で、この小学2年生のおチビちゃんがそんな知識やら技術があるとも思えず、聞いてみるとお母さんが入れてくれた、とのこと。
お母さんには直接お会いしたことはないですが、多分ごくごく普通なお母さん。
こういう違法ツールで一部のマニアたちが遊んでいる分にはまだいいと思っていましたが、いわゆる一般人なユーザーにまで浸透しているってのがショックだったわけです。
通販で簡単に買えることも知っていましたし、本屋に行けばそれ系の本はたくさん売っていることも知っていましたが・・・
あまくさが問題だと思うのは、意識の違いです。
マニアはわかって使っているわけですよ。ソフトのコピーが違法である、とか、大げさに言うと業界に与える影響とかが。
でも、一般人はきっと違います。
「ソフトをタダで手に入れられる。じゃ、わざわざお金出して買わなくていいじゃん。」
多分、そこまでで、その先のことがわかってない。
こんな便利なアイテムがあります。こうやってダウンロードできます。とだけ言われて、はい、と手渡されたらそりゃわかりませんよ。
あまくさもエミュレータに手を出していた時期がありました。
エミュレータってのはコピーしたゲームソフトをパソコン上で遊ぶソフト(パソコン上だけとは限りませんが)。
ただ、あまくさはエミュレータで遊んでおもしろかったソフトはその後、実際に購入しておりました。
あまくさがマニアの中でもディープな部類にいることは自覚しておりますし、真似しろとはいいませんが、少なくともあまくさ自身はその行為がどういう意味合いか自分なりに解釈して使っておりました。
結局実機で遊んだ方がおもしろいってことで今ではほとんど使わなくなりましたけど・・・
誤解していただきたくないのは、わかって使っているから、ソフトを買っているから、だからあまくさはセーフだ、とは思っていないということです。
どういう結果にしろ、コピーしたソフトで遊んでいたということには変わりは無いのですから。
こういうエミュレータを開発したり、コピーしたソフトを流したりするのはマニアな方々なのですが、逆に危機感を持って「そういうことができるのは知っているけど、ちゃんとソフトを買うぞ」って言っているのもマニアな方々です(信者に近いかも・・・)。
ネット上ででもこういう人達を見ると嬉しいなぁ、と思うわけです。
任天堂は対策に動き出さないのか?
ウソかホントか知りませんが、現在の違法コピーによる被害額より、対策にかかる金額の方が大きくなるから放置しているって話を聞いたことがあります。
企業である以上、利益の出ないことにはなかなか動き出せないでしょうが、業界のため、将来のためにも何か手をうってほしいなぁ、と思うのです。
(一部店舗で販売の指し止めがあったようですけども)
ソフト1本、数千円。
決してお安い値段ではありませんが、いつまでも新作が発売され続けるよう、作り手のことも考えてみてください。
会社の方々で休日に遊ぶときにはよく連れてこられておりまして、その子とは何度も会ったことがあります。
その子はゲーム好きなお子さんで、いつも会うたびにDSを持ってきておりました。
あまくさも大概の場合DSを持ち歩いておりますので、会う度に新しいソフトをプレイさせてあげるのです。
いつも喜んでくれるので、今回もソフトを見積もって行ったわけですが、今回会ったその子のDSに刺さっていたカートリッジは「R4」。
こいつはちょっとショックでした。
R4ってのは簡単に言うとDSソフトをコピーして遊べるアイテムでして、ソフトを買わなくてもネットからダウンロードなり、どっかからコピーしてくれば遊べるっていうシロモノ。
あまくさは実際に使ったことは無いですが、多分そんな感じ。
で、この小学2年生のおチビちゃんがそんな知識やら技術があるとも思えず、聞いてみるとお母さんが入れてくれた、とのこと。
お母さんには直接お会いしたことはないですが、多分ごくごく普通なお母さん。
こういう違法ツールで一部のマニアたちが遊んでいる分にはまだいいと思っていましたが、いわゆる一般人なユーザーにまで浸透しているってのがショックだったわけです。
通販で簡単に買えることも知っていましたし、本屋に行けばそれ系の本はたくさん売っていることも知っていましたが・・・
あまくさが問題だと思うのは、意識の違いです。
マニアはわかって使っているわけですよ。ソフトのコピーが違法である、とか、大げさに言うと業界に与える影響とかが。
でも、一般人はきっと違います。
「ソフトをタダで手に入れられる。じゃ、わざわざお金出して買わなくていいじゃん。」
多分、そこまでで、その先のことがわかってない。
こんな便利なアイテムがあります。こうやってダウンロードできます。とだけ言われて、はい、と手渡されたらそりゃわかりませんよ。
あまくさもエミュレータに手を出していた時期がありました。
エミュレータってのはコピーしたゲームソフトをパソコン上で遊ぶソフト(パソコン上だけとは限りませんが)。
ただ、あまくさはエミュレータで遊んでおもしろかったソフトはその後、実際に購入しておりました。
あまくさがマニアの中でもディープな部類にいることは自覚しておりますし、真似しろとはいいませんが、少なくともあまくさ自身はその行為がどういう意味合いか自分なりに解釈して使っておりました。
結局実機で遊んだ方がおもしろいってことで今ではほとんど使わなくなりましたけど・・・
誤解していただきたくないのは、わかって使っているから、ソフトを買っているから、だからあまくさはセーフだ、とは思っていないということです。
どういう結果にしろ、コピーしたソフトで遊んでいたということには変わりは無いのですから。
こういうエミュレータを開発したり、コピーしたソフトを流したりするのはマニアな方々なのですが、逆に危機感を持って「そういうことができるのは知っているけど、ちゃんとソフトを買うぞ」って言っているのもマニアな方々です(信者に近いかも・・・)。
ネット上ででもこういう人達を見ると嬉しいなぁ、と思うわけです。
任天堂は対策に動き出さないのか?
ウソかホントか知りませんが、現在の違法コピーによる被害額より、対策にかかる金額の方が大きくなるから放置しているって話を聞いたことがあります。
企業である以上、利益の出ないことにはなかなか動き出せないでしょうが、業界のため、将来のためにも何か手をうってほしいなぁ、と思うのです。
(一部店舗で販売の指し止めがあったようですけども)
ソフト1本、数千円。
決してお安い値段ではありませんが、いつまでも新作が発売され続けるよう、作り手のことも考えてみてください。
あまくさのゲームな日々・その1「GBAでアレが出た」
2006年4月20日 あまくさのゲームな日々正直、『所詮GBAだろう』と侮っておりました。
『DSで開発せーよ』と思っておりました。
が、最初の名前などなどを入力するシーンを見ただけで半端でないグラフィックの描き込みが予感できました。
フィールドを走ってみるだけで音へのこだわりが感じられました。
というわけでGBA「MOTHER3」発売日です。
CMで突如GBAでの発売決定が発表され話題になったのは3年ほど前でしょうか。
それから発売までホントに情報がなかったですね。
スクリーンショットが数点くらいで、ストーリーもシステムもさっぱりわからん。というか公表されなかった。
ここまで徹底して情報を規制したタイトルは初めてだったんじゃないでしょうか。
「あのソフトを発売後に新鮮に楽しみたいから雑誌の記事などは読まないようにしています」みたいな話はちらほら聞きますが、今回は普通にゲーム雑誌読んでいてもわからんかったわけです。
柴崎コウが出演しているTVCMでさえ、発売前は5種類あるうちの3種類しか放映されていなかったようです。
なぜなら残りの2種類は内容に触れるようなことを語っているから。(ネタばれというほどのレベルでもないですが)
パッケージも普通は裏を見ればどんなゲームなのか内容とかウリとか書いてあるものなんですが、今作はスクリーンショット1枚とキャッチフレーズのみですよ。
内容なんてさっぱりですよ。
で、発売前まで全然情報出さないで、発売日からは各ゲーム誌一斉に攻略を始めました。
これは普段あまりゲームをしない、いわゆるライトユーザーへの配慮だと考えています。
ゲーマーにとっては当たり前なことでも、ゲーム慣れしていない人だとわからないことって多々あるのです。
我が家で未だに語り継がれているエピソードがあります。
ある晩、Dすけに友人から電話がかかってきました。
どうやらゲームについての質問だったようなのですが、その内容が、
「ポケモンを始めたが、家から出られない」
というものでした。
確かにポケモンの建物の出入り口は当時の一般的なRPGとはちょっと違っていました。
一般的に出入り口をイメージしやすい『ドア』は描かれず、『絨毯』が描かれています。
家から出るにはこの『絨毯』の上にキャラクターを立たせた上で、さらに十字キーを家の外の方向に入れなければなりません。ドラクエみたいに階段の上にキャラクターを立たせるだけでは出られないのです。
ゲームに慣れていれば部屋に『ドア』が無くても『絨毯』のところから外へ出ることはさほど難しくないハズです。
実際、あまくさもDすけも家から出られず困った、ということはあませんでしたし。
しかし、普段それほどゲームをしていなかったDすけの友人はゲーム開始数分で詰まってしまったわけです。
話が逸れましたが、つまり初心者は些細なことで引っかかる可能性があります。
「ゲームが進まない(進められない)、自分にとってゲームはつまらないものだ」
なんてことを思われてしまう可能性もあります。
それを回避するためにも攻略情報はガンガン公開しているのではないか、と。
攻略本が出るのはまだ先になりそうだし。(出るのかどうか知りませんが・・・)
攻略本といえば、あまくさが古本屋さんでアルバイトをしていたときもゲームと攻略本をセットで買っていかれるお客さんは多かったです。
田舎なこともありましてライトなお客さんが多いお店でした。
というわけで「MOTHER3」における販売戦略をあまくさが勝手に解釈してみました。
そういえばPS「ファイナルファンタジー9」は確かゲーム内容を楽しんでもらうためという名目で攻略本は発売しないって方針でしたね。(結局のちほど攻略本は発売されることになったのですが)
今回とは逆な感じの戦略でした。
話を初めに戻しますが、キャラクターの名前を入力する場面があるのですが、名前を入力している間、画面の上のほうで、キャラクターがちょこちょこ動いているんですよ。
そこを見るだけでそんじょそこらのソフトとは絵の枚数が段違いだというのが感じ取れたわけです。
あと、音についてですが、フィールド上をキャラクターが歩く際、足音がなるのですが、地面が土、草、砂と変わるたびに足音が変わるのです。
近頃の3Dゲームなんかでは当たり前な仕様ですが、GBAでこんなにこだわったソフトは無かったんじゃないかと思ったわけでございます。もし他にあったらごめんなさい。
あまくさはまだ3時間ほどプレイしただけの序盤なので本当におもしろいソフトかどうかは断言できませんが、すごいソフトであることは確実かと思います。
ゴールデンウィークにいかがでしょうか?
『DSで開発せーよ』と思っておりました。
が、最初の名前などなどを入力するシーンを見ただけで半端でないグラフィックの描き込みが予感できました。
フィールドを走ってみるだけで音へのこだわりが感じられました。
というわけでGBA「MOTHER3」発売日です。
CMで突如GBAでの発売決定が発表され話題になったのは3年ほど前でしょうか。
それから発売までホントに情報がなかったですね。
スクリーンショットが数点くらいで、ストーリーもシステムもさっぱりわからん。というか公表されなかった。
ここまで徹底して情報を規制したタイトルは初めてだったんじゃないでしょうか。
「あのソフトを発売後に新鮮に楽しみたいから雑誌の記事などは読まないようにしています」みたいな話はちらほら聞きますが、今回は普通にゲーム雑誌読んでいてもわからんかったわけです。
柴崎コウが出演しているTVCMでさえ、発売前は5種類あるうちの3種類しか放映されていなかったようです。
なぜなら残りの2種類は内容に触れるようなことを語っているから。(ネタばれというほどのレベルでもないですが)
パッケージも普通は裏を見ればどんなゲームなのか内容とかウリとか書いてあるものなんですが、今作はスクリーンショット1枚とキャッチフレーズのみですよ。
内容なんてさっぱりですよ。
で、発売前まで全然情報出さないで、発売日からは各ゲーム誌一斉に攻略を始めました。
これは普段あまりゲームをしない、いわゆるライトユーザーへの配慮だと考えています。
ゲーマーにとっては当たり前なことでも、ゲーム慣れしていない人だとわからないことって多々あるのです。
我が家で未だに語り継がれているエピソードがあります。
ある晩、Dすけに友人から電話がかかってきました。
どうやらゲームについての質問だったようなのですが、その内容が、
「ポケモンを始めたが、家から出られない」
というものでした。
確かにポケモンの建物の出入り口は当時の一般的なRPGとはちょっと違っていました。
一般的に出入り口をイメージしやすい『ドア』は描かれず、『絨毯』が描かれています。
家から出るにはこの『絨毯』の上にキャラクターを立たせた上で、さらに十字キーを家の外の方向に入れなければなりません。ドラクエみたいに階段の上にキャラクターを立たせるだけでは出られないのです。
ゲームに慣れていれば部屋に『ドア』が無くても『絨毯』のところから外へ出ることはさほど難しくないハズです。
実際、あまくさもDすけも家から出られず困った、ということはあませんでしたし。
しかし、普段それほどゲームをしていなかったDすけの友人はゲーム開始数分で詰まってしまったわけです。
話が逸れましたが、つまり初心者は些細なことで引っかかる可能性があります。
「ゲームが進まない(進められない)、自分にとってゲームはつまらないものだ」
なんてことを思われてしまう可能性もあります。
それを回避するためにも攻略情報はガンガン公開しているのではないか、と。
攻略本が出るのはまだ先になりそうだし。(出るのかどうか知りませんが・・・)
攻略本といえば、あまくさが古本屋さんでアルバイトをしていたときもゲームと攻略本をセットで買っていかれるお客さんは多かったです。
田舎なこともありましてライトなお客さんが多いお店でした。
というわけで「MOTHER3」における販売戦略をあまくさが勝手に解釈してみました。
そういえばPS「ファイナルファンタジー9」は確かゲーム内容を楽しんでもらうためという名目で攻略本は発売しないって方針でしたね。(結局のちほど攻略本は発売されることになったのですが)
今回とは逆な感じの戦略でした。
話を初めに戻しますが、キャラクターの名前を入力する場面があるのですが、名前を入力している間、画面の上のほうで、キャラクターがちょこちょこ動いているんですよ。
そこを見るだけでそんじょそこらのソフトとは絵の枚数が段違いだというのが感じ取れたわけです。
あと、音についてですが、フィールド上をキャラクターが歩く際、足音がなるのですが、地面が土、草、砂と変わるたびに足音が変わるのです。
近頃の3Dゲームなんかでは当たり前な仕様ですが、GBAでこんなにこだわったソフトは無かったんじゃないかと思ったわけでございます。もし他にあったらごめんなさい。
あまくさはまだ3時間ほどプレイしただけの序盤なので本当におもしろいソフトかどうかは断言できませんが、すごいソフトであることは確実かと思います。
ゴールデンウィークにいかがでしょうか?